熊本の居酒屋『浜料理 侍』では、
ふぐ刺しのように薄引きな皮はぎの造りが自慢です。
新鮮味感じる美味しさと供に、目にも美しい和包丁と繊細な職人技
が融合されたお造りをお楽しみいただけます。
日本が築き上げて来た繊細な仕事は、この薄造りの技術こそ
まさに鍛錬した者のみこそなしえる日本が誇る職人技と言えます。
皮はぎを捌くのに5本の包丁を使い分け、薄造りの際は剃刀の
ような切れのよい細くて長いてっさ用の包丁を使用しておりま
す。そのため、日本でも皮はぎの薄造りができるのは数名しか
いないと言われており、簡単には真似のできない職人の技とな
っております。
圧巻な薄さのお造りを目でも、ぜひお楽しみくださいませ。
当店の皮はぎは漁師さんより直送で仕入れており、海の鮮度そのままに当店へ届きます。
そして、捌く直前まで生け簀で生かしております。
さらには、生け簀から出してすぐに神経締めしますので生きた状態を保ち、
身の歯ごたえを保ちます。
侍では3枚におろす際には、一切水は使いません。
皮はぎは身がスポンジ状な身質なため、水を使うと水
分を吸い取って柔らかくなってしまい、せっかく神経締
めをしていたものも効果がなくなるためです。
皮はぎ本来の旨味をご堪能頂くために、一番注意する
点です。
当店の皮はぎは、新鮮で上質なものを入れているから
こそ肝をお召し上がり頂けます。
そのまま、自家製のポン酢で食べてもまろやかで、くせ
になる味わい。さらに、ポン酢に混ぜて刺身と一緒に
食べるのがまた絶品です。
皮はぎ好きにはたまらない、虜になる肝です。